AZUL Energy社との協業による空気電池事業の取組みのお知らせ
当社は、「長期経営目標2031」の基本方針のひとつとして掲げた「Ecoプロダクツ事業の拡大」に向けて、小型で軽量かつ大容量が実現できる電池として注目されている「空気電池」分野への取組みを進めております。この度、AZUL Energy株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下「AZUL Energy」)と、AZUL Energy が保有する「AZUL触媒」の特性を活かした空気電池関連事業の共同開発を推進するために、資本業務提携を締結しました。
空気電池は、空気中の酸素を電極反応に利用することで、高い理論エネルギー密度(kWh/kg)を実現し得る次世代エネルギーデバイスです。軽量性、長時間駆動、安全性が求められる用途への展開が期待されており、近年では、長時間エネルギー貯蔵(Long Duration Energy Storage:LDES)や防災・バックアップ電源などの分野で注目されています。
AZUL Energyが有する材料・電極・電池設計技術と、日邦産業が有する製造技術・量産ノウハウを組合わせることで、①AZUL Energyが開発する高性能・レアメタルフリー触媒「AZUL触媒」を搭載した空気電池用ガス拡散電極「AZUL-GDE」の共同開発・量産化を進めるとともに、②将来的には次世代空気電池の共同開発にも取組み、空気電池関連技術の実用化と社会実装を加速してまいります。
取組み内容
➀ 空気電池用AZUL-GDEの共同開発・量産体制構築
AZUL Energyが開発する高性能・レアメタルフリー触媒「AZUL触媒」を搭載した空気電池用ガス拡散電極「AZUL-GDE」について、両社で共同開発および量産技術の確立に取組みます。
- 「AZUL触媒」を搭載した空気電池用ガス拡散電極「AZUL-GDE」の共同開発
- 「AZUL-GDE」の製造に向けた量産体制の構築
- Ecoプロダクツ事業の販売ネットワークを活用した顧客開拓
AZUL触媒

ガス拡散電極(AZUL-GDE)

➁ 次世代空気電池の共同開発
将来的には、両社の技術・知見を融合し、高性能・高安全性を備えた次世代空気電池の共同開発にも取組みます。AZUL Energyが有する材料・電極・電池設計技術と、日邦産業が有する製造技術・量産ノウハウを組合わせることで、空気電池関連技術の実用化と社会実装を加速してまいります。

(AZUL Energyについて)
AZUL Energyは、2019年に創業した東北大学発スタートアップです。「Empower Your Energy Future」をコンセプトに、高性能・レアメタルフリー触媒「AZUL触媒」の社会実装に取り組んでいます。
「AZUL触媒」は、空気電池、燃料電池、水電解、CO₂変換など、電気化学反応を利用する幅広いエネルギーデバイスへの応用が期待される触媒技術です。AZUL Energyは、触媒材料の開発に加え、電極・部材・電池までを統合的に設計する技術を強みとし、持続可能なエネルギー社会の実現を目指しています。

