医療機器事業　手術支援ロボット用部品のソリューション提供事例のご紹介

　当社の医療機器事業では、現在、タイ（コラート工場）と国内（稲沢工場）で医療機器の生産を行っております。

　これまでの受託生産から一歩進んだ事業モデルへの転換を目指して、製品設計段階からお客様の開発部門と協議を重ね、各部品が抱える課題に応える提案活動を強化しております。

　この度、国内における成果の一例として、手術支援ロボットメーカーに対し、ロボットアームへの負担及びコスト低減を目的とした「金属部品から精密樹脂成形品への切り替え提案」が採用され、計20点の受注をいただきました。

　長年の経験で培った樹脂特性に関する知見を活かし、金属ギアから無潤滑樹脂ギアへの置き換えを実現し、製品の軽量化とVAに貢献したことをご評価いただいております。

　今後も更なるソリューションの提供に向けて、お客様の抱える課題に対応できる設計力、技術力、提案力を強化し、医療機器事業のビジョンとして掲げる「医療機器のODMメーカー」へ進化していくことを目指してまいります。

＜バイオロジカルクリーンルーム環境下の生産現場＞

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